ナイト・アイ・リサーチ

About Night Eye Research

夜間環境の熱分布把握による利用状況・生物活動の広域調査

夜間環境の熱分布把握による利用状況・生物活動の広域調査

ナイト・アイ・リサーチは、Tri-Vision(トライビジョン)のサーマル観測を活用した調査メニューであり、赤外線カメラ搭載ドローンを用いて夜間の熱分布を観測し、人の利用状況や動物の活動分布を広域的に把握する調査手法です。
夜間は周囲環境の温度差が明瞭になりやすく、発熱体の存在を可視化しやすい条件となります。これにより、昼間の巡回では把握しにくい利用状況や生物活動を面的に把握できます。
本手法は、夜間環境の実態把握を目的とした非接触型の広域モニタリングです。

PRINCIPLE

観測の原理

赤外線カメラは、物体表面から放射される熱エネルギーを検出し、温度差を画像として可視化します。夜間は、

  • 地表や構造物の温度が低下しやすい
  • 日射の影響がない
  • 人体や動物の体温との差が明確になる

といった条件が重なるため、発熱体の検出が容易になります。

ナイト・アイ・リサーチでは、
この熱分布の差を利用して活動分布を把握

DISCOVER

ナイト・アイ・リサーチにより、以下のような状態の可能性を把握できます。

分かることの例

人および車両の利用状況

  • 夜間利用の分布
  • 滞留場所の傾向
  • 利用時間帯の傾向
  • 車両の出入り状況

防犯対策や施設運用の基礎資料として活用できます。

外来生物の活動分布

  • アライグマの活動範囲
  • ヌートリアの出没傾向
  • 水辺周辺の移動経路
  • 繁み・樹林帯の利用状況

目視が困難な夜間行動を広域的に把握できます。

生物活動の空間分布

  • 活動集中区域
  • 移動ルートの傾向
  • 時間帯による変化

生態管理や被害対策の基礎情報となります。

防犯対策や施設運用の基礎資料として活用できます。

そこで、Tri-Vision

そこで、Tri-Vision

三つの観測視点により、広域・状態差・内部情報を統合し管理判断を支える情報基盤を構築します。

METHOD

観測方法

観測は日没後の時間帯に実施します。
対象区域上空を一定高度で飛行し、広範囲の熱分布を取得します。
取得されたサーマル画像は位置情報と統合され、活動分布を俯瞰的に把握できるマップとして再構成されます。
また、観測の過程で人や動物などの熱源が確認された場合には、必要に応じて安全な距離を確保したうえでドローンを接近させ、ズーム撮影等により状況を補足的に確認します。このように、

  • 広域的な熱分布の把握
  • 活動が確認された箇所の補足確認

を組み合わせることで、夜間環境における利用状況や生物活動の分布を効率的に把握することができます。
短時間で広範囲の状況を把握できる点が、本手法の特徴です。

UTILIZATION

管理業務への活用

解析結果の活用用途

解析結果は以下の用途に活用できます。

  • 夜間利用実態の把握
  • 防犯対策の検討
  • 照明配置の検討
  • 外来生物対策の基礎資料
  • 生態管理区域の設定
  • 被害発生箇所の特定

客観的な夜間環境データとして活用できます。

IMPORTANT

ナイト・アイ・リサーチは個人識別を目的としたものではありません。
取得されるのは温度分布情報であり、個人の特定や行動追跡を行うものではありません。
観測データは管理目的に限定して利用し、プライバシーに十分配慮した運用を行います。

CONDITIONS

本手法には以下の特性があります。

種の識別を目的とするものではありません

温度差が小さい環境では検出が難しい場合があります

気象条件の影響を受けます

遮蔽物の影響を受けます

種の識別を目的とする
ものではありません

温度差が小さい環境では
検出が難しい場合があります

気象条件の影響を受けます

遮蔽物の影響を受けます

活動の「存在」と「分布」を把握するための手法です。

VALID

適用が有効な場面

以下のように面的把握が必要な管理業務に適しています。

  • 夜間利用状況の把握
  • 防犯対策検討
  • 外来生物管理
  • 生態環境モニタリング

など、夜間環境の実態把握が必要な場面に適しています。

RESULTS

管理判断に直接利用できる形式で提供します。